ママ陶芸家のブログ
 

陶芸家

陶芸家 山田和 さんとの出会い

和さん作品2.jpgこの日本、自称陶芸家は、星の数ほどいると思います。しかし、その中で、確固たるポリシーを持ち、本物を目指し、焼き物の本質を見つめながら作っている人はそんなにはいないと思います。今日はその一人について書きたいと思います。
 ちょっと昔の話になりますが・・。私が19歳の学生だった時、自分の生まれ故郷の福井県武生市(現在越前市)の越前陶芸村を、色々学ぶため、陶芸の資料館などを廻っていたとき、小さな陶芸の博物館の展示で当番をしていた陶芸家の人との出会いで、陶芸に関しての深さを学び、さらにこの道にのめりこむことになっていきました。和さん作品.jpg
 彼の名は、山田 和さん、この世界でも数少ない天才と呼ばれる陶芸家です。主に、織部や志野を手がけていらっしゃいます。常滑焼の人間国宝、山田常山さんと血縁関係にあたる方です。19才でこの方に出会った私は、最初、ただの田舎の陶芸家のおじさんとしかわからず、そんな有名な天才と知ったのは、かなり後の話・・・。
 越前焼の博物館で、山田さんに「ここらへんの陶芸家の家を訪ねたいのですが、近くだと何処にありますか?」と話しかけたところ、「んじゃ、うちきたら?」と気軽に言って、もうすぐ当番終わるところだったから。と、おうちに連れて行ってくれました。そこで、その人が陶芸家だったんだと初めて知ることに。
 そして、越前陶芸村のまんなかにあるお宅を訪問。後で知ったが、その隣は草月流の総帥、勅使河原氏のお宅でした。
 古民家風のお宅をあがると、囲炉裏を囲み棚があり、そこには山田さんの作品が。それを見て、この人は普通じゃないと悟りました。中からはにこやかでさばさばした奥さんが出てきて、氏の作品の抹茶碗でお抹茶をお出しして頂きました。それは志野茶碗で、重量感があり、ざっくりした風合いで、緋色の出が美しく、持ったら丁度よい軽さ。重量の黄金分立です。学生をしながらお茶を習っていた私ですが、こんなただならぬ抹茶碗に出会ったことは今までありませんでした。
 そして、山田さんに、どうしても陶芸家になりたい旨を伝え、色々教えて下さいというと、そこからえんえんと2時間くらい、ただの学生の私に優しく夫婦で陶芸家とは何か、本物とは何なのか。女で陶芸を目指すことの大変さとはどういうことなのか、女は結婚することも大事などなど・・色々と語ってくださいました。臨終の間際に山田和さんの作品を眺め満足げに目を閉じられた方の話とか、色々聞きました。
 まだ、陶芸のカタチの部分しか知らなかった私にとって、目からうろこ的な衝撃的な出会いでした。そして、この山田和さんをもっと知りたくなり、福井に行ったら必ずお宅を訪ねることに。そして、今思えばかな〜〜〜り恥ずかしいことですが、学生のどヘタくそな作品をいそいそと持って行き、コメントを求めたりしていました。思い出してもかなり下手な作品・・。よくやったなぁ・・。若さってすごい。
先生と呼ぶと、自分は先生と呼ばれるようなもんじゃないから和さんとでも呼んでと気さくなお返事が・・。
 行くたびに、お昼をごちそうになったり、ほんと良くして頂きました。
そして、何度目かに伺ったとき、山田和さんの友人のNZ交流協会の会長さんが来てて、あなた、N.Zに来て、文化交流のボランティアをしながら、向こうの陶芸家の家にステイしてみない?といきなりスカウトされ、即答で行きますと答えた私。山田和さんの息子さんも一緒に行くことに。そして19歳で初の海外滞在、N.Zへ・・・。

続く

山田和さん作品http://www.gallery-kurimoto.co.jp/yamadakazu.htm
山田和さんインタビューhttp://www.arslonga.jp/monthly/interview/interv005.html



                                  良かったらポチっとお願いします↓
ブログランキング.gif
この記事へのコメント
ステキなブログですね。seesaaのランキングサイトから飛んできました。旅は人の心を豊かにさせますね。今年の旅行の予定は決まりましたか?FC2で旅行関係のブログを書いてます。
http://tavivito.blog62.fc2.com/

★相互リンクを張りませんか?
リンク仲間と共にアフィリやアクセスアップにも力を注いでます。ブログジャンルは問いません。よろしくお願いします。こちらにメール下さい。
plaza.rakuten.hotelman@gmail.com
(URLとブログ名を明記して下さい)ではまた来ます。
旅行好きのためのブログ at 2009年01月12日 08:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/112482713
この記事へのトラックバック